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渡邉左官店のブログです。仕事や日々のことなどをつづって行きます。

ベルギー研修パリ編

ビール社での研修も終わり、翌日はブリュッセルからパリへ向かいました。

タリス

ブリュッセルーパリ間を結んでいる高速鉄道タリス。
途中駅には止まらず1時間半ほどです。
ヨーロッパの列車は椅子がしっかりしていて疲れにくいです。フットレストもあって楽ちん。

パリ北駅に到着。

パリ北駅

コインロッカーにスーツケースを預けて展示会メゾン・エ・オブジェに向かいました。

メゾンエオブジェ

ギフトショーと建材展が一緒になったような感じの展示会です。

こちらでイタリアのオルトレマテリアがブースを出展していたのでお邪魔しました。

オルトレマテリア パリ

オルトレマテリア サンプル

パリではセリーヌの特別な顧客向けのスペースに使われているとのこと。
オルトレマテリアのデザイン性が評価されているようです。

翌日はヴェルサイユ宮殿に向かいました。

ヴェルサイユ宮殿 外観

入場のセキュリティが厳しく、入るのに長蛇の列。日曜日だったし。

しかしなかはゆっくりと見れました。
とにかくゴージャス。
当時の地上で最高の宮殿を作ったので当然ですが。

ヴェルサイユ宮殿 鏡の間

この場所は舞踏会か!というくらい人がいました。

そのあとは歩いてプチトリアノンに移動。
こちらは牧歌的な風景で癒されます。

プチトリアノン 王妃の村里

マリーアントワネットが過ごした家は大々的に改修中。
足場にプリントした幕がかかっていてDiorがスポンサードしているようでした。

最終日はエッフェル塔を眺めたりカフェドゥ・マゴでランチをしたりお土産も購入。

赤いビール

チーズオムレツ

ドゥ・マゴで食べたオムレツと赤いビール。
ビールは赤いけど苦い系の味。
外で食べるとパリっぽい雰囲気。

最後はシャルル・ド・ゴール空港のターミナル1から帰りました。

シャルル・ド・ゴール空港ターミナル1

新婚旅行でも来ましたが18年ぶりくらいかな?なんかかなり寂れた感がある。
お土産屋さんも少ないし。

グッバイパリ

パリを飛び立ちました。
今回は往復直行便のANA。
エミレーツと比べると食事やサービスがやはり日本人向きかなと感じました。
何より直行便は早くて疲労が少ないです。

来年もヨーロッパに研修に行きたいと思ってます。
どんどん良い建材、良い技術を取り入れようと思います。

ベルギー研修記4

さて、塗り付けたビールストーンが硬化したら研磨に入ります。

研磨機で削ります

大きな床用の研磨機で削ります。

目の粗いものから研磨パッドからだんだん細かいものへ。

イタリア製の研磨機

丁寧に何度も研磨パッドを変えて、時間をかけて削っていきます。

途中でベルギーのテレビ局が取材に来ました。

ベルギーのテレビ局の取材

ベルギーの全国放送と地方局、ラジオ局に新聞も取材に来ました。

ジョスト先生

ビールストーンの講師のジョスト先生。
テラゾ職人です。

研磨後、ピカピカのビールストーン

研磨を続けると最後はピカピカに。
研磨は2日かかりました。

これで講習は終了です。
月曜から金曜までの5日間。
中身の濃い研修でした。
これは日本からきた人用のスペシャルメニューだったようです。

最後は記念撮影。

ビール社のメンバー

ビール社のメンバー。
フロントスタッフで写真以外にもまだまだいます。

この後、帰国の途の就くのですが、私は足を延ばしてパリへ向かいました。
続く。

ベルギー研修記3

ショールーム見学も終わりいよいよ研修のスタート。

まずはビールストーンの塗り付けから。

ビールストーン講習

約20㎡程度の床にビールストーンを塗り付けていきます。
厚みだけでなく様々な注意を教えてくれました。

翌日はビールストーンの硬化を待つ間に、モールテックスのスペシャルエフェクト。

モールテックスの錆び調仕上げ

こちらは標準色以外の色粉を使用しています。

ほかにもビールストーンの研磨の様子を見学したり。

水研磨機・ビールストーン

トレーニングセンターの中の部屋でカラーサンプルを作っていました。

モールテックスのカラーサンプル

一枚一枚手塗りです。

工場やストックヤードも見学しました。

モールテックスの工場

写真の奥の機械で粉を袋詰めにしています。
見学時はビールストーンパウダーを詰めていました。
袋詰めからパレットに積むまですべて自動でした。

ビールストーンが硬化したら研磨に入ります。

ベルギー研修記4へ続く。

ベルギー研修記2

モールテックスのメーカー、BEAL社に研修に行って来ました。
軽くブリュッセルを観光した後、ナミュールという街に移動しました。
昔から交通や戦略的にも要衝のようで歴史のある街です。

beal社

BEAL International S.A.の外観です。
事務所とショールーム、工場があり、この建物と向かい合ってトレーニングセンターがあります。

まずはショールームを見学。

ビールストーンのパネル

ビールストーンのパネルです。
石の骨材と一緒にガラスが使われていて、裏側から光を当てることでガラスの部分が光ります。
とてもきれいなオブジェ。

ビールストーンの床

ショールームの床はビールストーンかモールテックスです。
こちらは2色の組み合わせ。

モールテックスの手洗い台

モールテックスの手洗い台。
洗面やキッチン、シャワールームなどいくつか作例が展示されていました。

モールテックスの金属調仕上げ

モールテックスの金属調仕上げ。
このほかにも様々なスペシャルエフェクトのサンプルがありました。

貝殻入りのビールストーン

貝殻入りのビールストーン。
ベランダに置かれたテーブルの天板です。

カタログのカウンター

モールテックスのカタログに載っているカウンター。
ショールームの2階にありました。
ここでコーヒーをいただきました。
壁もスペシャル仕上げのモールテックスです。

ショールームの見学も終わり、いよいよ研修に入ります。
ビールストーンの研修からスタートです。

ベルギー研修記3に続きます。

ベルギー研修記1

9月の2日から12日までベルギーに行ってきました。
人気の建材、モールテックスのメーカーであるBEAL InternationalS.A.がベルギーにあり、そちらのトレーニングセンターで研修を受けることになりました。

ベルギーのブリュッセル国際空港に到着したのが9月2日。

ブリュッセル国際空港

なんとこの日はベルギービールウィークエンドの開催日です。
毎年9月の最初の土曜日にブリュッセルの世界遺産グランプラスでおこなわれています。
いろいろなビールメーカーがブースを出しています。
知らない銘柄ばかり。

グランプラスのベルギービールウィークエンド

グラス引き換えメダルとコインがわりの王冠を購入して会場に入りました。
美味い!

ベルギービールウィークエンドを楽しむ

色、味、香りで細かく分かれていました。
普通のビールだけでなく、フルーティなビールも沢山あり、ビールが苦手な方でも楽しめるかも。

翌日は午後に他のメンバーと合流するので午前は観光しました。
お馴染みの小便小僧。
小僧は小さいです。

小便小僧

さらに散策を続けるとベルギー王宮を発見。
偶然にもこの日が王宮見学公開日の最終日だったので見学しました。
フランスのヴェルサイユ宮殿をお手本に作ったらしくなかなか見ごたえがあります。

ベルギー王宮

王宮見学を終えて外に出るともうお昼。
王宮の前は公園で、沢山の屋台が出ています。
フライドポテトを購入。これもベルギー名物。
牛の脂で二度揚げが基本で、ソースをつけて食べるのが一般的。
ピリ辛のサムライソースをつけていただきました。

ベルギー名物フライドポテト

ベルギービールのおつまみに最高!

このあと空港に向かい、他のメンバーと合流。
ナミュールという町に向かいいよいよ研修のスタートです。

ベルギー研修記2に続きます。

江川邸の修理

伊豆の国市韮山にある、重要文化財江川邸。
こちらの板塀にのっている瓦のメンドと雀口の漆喰補修をさせていただきました。

江川邸は江戸時代に韮山藩(現在の伊豆半島とその周辺)を治めていた江川氏の屋敷で、韮山反射炉を作ったことでも知られています、

今回、縁あって漆喰の補修工事をさせていただきました。

通り門漆喰補修

瓦のすぐ下の漆喰を剥がして塗り替えです。

瓦下の雀口、漆喰補修

入口の門から屋敷に通ずる塀の、瓦のすぐ下の雀口といわれる部分の漆喰も修理しました。

蔵入口の漆喰補修

また米蔵の入口の漆喰も一部補修しました。

地元の大切な文化財を維持する工事に携わることが出来て光栄です。

輸入左官材が得意ではありますが、伝統的な左官工事もさせていただきます。

塗りの版築壁できました

版築壁。
本来は型枠を作り、上から土などを入れて突き固め、これを繰り返して壁などを作る工法です。
突き固めた土の層が美しく人気のある工法ですが、当然壁が分厚くなったり重量の問題などがあります。

これを塗りの技術で再現したのが塗り版築壁です。
メーカーなどからも出ていますが、今回はオリジナルで材料を配合してリアルさを求めました。
壁の厚みも10mmほどなので、従来の版築に比べて重さも低減されています。

塗り版築壁

白セメントをベースに土が主体の色粉を混ぜて塗りました。

塗り版築壁・階段

地層のような壁から階段が飛び出している、面白いデザインの壁です。

階段室版築

1階の玄関ホール床から2階の天井まで続く版築壁。
すごい迫力です。

このようなデザイン壁もご相談ください。

モールテックスの上級講習会に参加しました

モールテックスの上級者向けの講習会が開催されました。
ベルギーのBEAL社の講習官がヨーロッパから来て、直接指導してくれます。
普段、静岡でモールテックス基礎講習会の講習官をしていますが、とても参考になりました。

ヨーロッパの職人さんの感性でしょうか、コテの使い方が違います。
塗り厚みも少し厚いように感じました。

トレーニングブース

トレーニングブースをシャワールームにみたてて、キチンとした防水層の作り方を学びます。

防水紙の取り付け

モールテックスと組み合わせて使う防水紙。
今後、日本にも輸入されるようです。
この防水紙を下地に入れることで、下地の動きにも割れにくい防水層を作ることが出来ます。

そのほか新しいビールストーンのサンプルも。

ビールストーンサンプル1

ビールストーンサンプル2

ビールストーンはモールテックスの姉妹品にあたる研ぎ出しの材料。
様々な骨材と色粉を組み合わせることで、研ぎ出しの床やテーブルなどを作ることが出来ます。
今後、ヨーロッパの骨材もどんどん輸入されるようです。

ますます楽しみです。
新しい建材で、建築も進化します。

モールテックスの白いキッチン

モールテックスのキッチンです。

圧倒的にモルタル色(コンクリート色)が多いですが、今回の色は白(BM03)です。
モールテックスはその色むらによる模様が魅力ですが、白系ですと黒くなっていしまいます。
今回は白さを求めて作成しました。
プラスチックのコテで仕上げると、黒く焼き付くことがないので白く仕上がります。

キッチン天板下地

コンパネの天板とステンレスのシンク。
モールテックスなら問題なく塗れます。

キッチンシンク

シンクも天板とシームレスで。

白いモールテックスキッチン

モールテックスならキッチンの形状鵜も自由。
シンクも既製品でもオリジナルでもよし。
アイデア次第で素敵なキッチンを作れます。

またキッチンだけでなく、水周りの壁やリビングや玄関の床もOK。
下地も選ばず様々な場所に使えます。

モールテックスはリノベーションの切り札です。